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@オノログ
作者:秋月 一花
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書籍化
コミカライズ
作:秋月 一花
十三歳の朱亞(シュア)は、自分を育ててくれた祖父が亡くなったことをきっかけに住んでいた村から旅に出た。 旅の道中、皇帝陛下が美女を後宮に招くために港町に向かっていることを知った朱亞は、好奇心を抑えられず一目見てみたいと港町へ目的地を決めた。 山の中を歩いていると、雨の匂いを感じ取り近くにあった山小屋で雨宿りをすることにした。山小屋で雨が止むのを待っていると、ふと人の声が聞こえてびしょ濡れになってしまった女性を招き入れる。 女性の名は桜綾(ヨウリン)。彼女こそが、皇帝陛下が自ら迎えに行った絶世の美女であった。 しかし、彼女は後宮に行きたくない様子。 ところが皇帝陛下が山小屋で彼女を見つけてしまい、一緒にいた朱亞まで巻き込まれる形で後宮に向かうことになった。 後宮で知っている人がいないから、朱亞を侍女にしたいという願いを皇帝陛下は承諾してしまい、朱亞も桜綾の侍女として後宮で暮らすことになってしまった。 祖父からの教えをきっちりと受け継いでいる朱亞と、絶世の美女である桜綾が後宮でいろいろなことを解決したりする物語。 ※世界観はふわっとしています。 ※別の投稿サイトにも投稿しています。
更新:2024/5/9
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とある学園の卒業パーティーで、私――エリカ・レームクールは、婚約者である第一王子ダニエル殿下に 「エリカ、きみとの婚約破棄を宣言する!」 と、言われた。彼の隣にはアデーレ・ボルク男爵令嬢がいて、勝ち誇ったような表情を浮かべていた。 「かしこまりました、お幸せに!」 私の祝福の言葉は、彼らにとってとても意外なものだったらしい。 ありがとう、アデーレ・ボルク男爵令嬢。この人の心を奪ってくれて! 毎年一回は浮気相手といちゃいちゃしているところを見せつける男性なんて、私は必要としていませんので! 笑顔でそう言うと、アデーレがわなわなと震えていたのが見えた。 とりあえず、婚約破棄イベントは終わったのだから、次の婚約者を探さないとね。今度は浮気をしない、一途な人が良いわ。 ――そう考えていたら、お父さまに紹介された男性がなんと私の好みにぴったり当てはまっていて、一目惚れをしてしまった。 さらには、彼も私のことを一目見て気になっていたようで……? あれ? もしかして、私……幸せになれるんじゃないの? ※アルファポリス様、カクヨム様、ツギクル様にも掲載しています。
更新:2023/4/18
「アクア・ルックス! 貴様は聖女を騙った罰として、国外追放の刑に処す!」 「ちょ、今、儀式の途中……!」 「ええい、そんなものこちらにいらっしゃる本物の聖女が継いでくれるわ! さっさと俺の前から消えろ! 目障りなんだよ!」 ……そんなに大声で、儀式中に乱入してくるなんて……この国、大丈夫? まぁ、そんなに言うのなら国外追放受けて入れてやろうじゃないか。……と思ったら。 「ああ、その前にお前が使っていた道具すべて、王家に渡してもらうからな! アレだけ王家の金を使ったのだ、恩を返してもらわねば!」 「……勝手に持って来ただけじゃん……」 全く、恩を返して欲しいのはこっちのほうだ! 誰のおかげで魔物が入ってこなかったというのか……! 大義名分を手に入れたわたしは、意気揚々とこの国を去った。 ※アルファポリス様・カクヨム様・ツギクル様にも投稿しています。
更新:2022/9/29
※作品の評価点について
登録数が少ない期間は単純平均点で表示します。より多くの作品数・レビュー数になったら新評価式を適用します。
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